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始発戦記:コミケ104の激闘譚

初コミケ#

どうもこんにちは。夏ですね。

つまり夏コミケの季節です。

先日、私はコミケ C104 に参加してきました。

前々から行ってみたいと思っていたものの、一人で行く勇気が持てずにいましたが、 以前から絡んでいた友人からの誘いを受け、念願のコミケ参戦が実現しました。

今回は、初めてコミケに参加した私が、そこで感じたことや学んだことを経験談としてお伝えします。

コミケ戦争前#

その友人曰く、「何としても始発に乗って東京ビッグサイトに行かなければならない」とのことでした。

当時の私は、正直そこまで早く行く必要があるのかと甘く考えていましたが、会場に着いた途端、その考えは覆されました。

午前 6 時頃に到着したはずなのに、周りはすでに人、人、人。

始発できたにもかかわらず、私の前には何千人、何万人もの人が並んでいました。

私はとりあえず西ホールに並びましたが、これが最大の失敗でした。

目指していたブースは東ホールであり、西ホールからはかなり離れています。

事前の情報収集や計画立ての重要性を痛感しました。

このことをコミケ歴 5 年のベテランの友人に指摘され、東ホールの方に並び直しましたが、東ホールまでは結構な距離がありました。

また、西ホールは少しだけ街路樹がある場所に並ばされましたが、東ホールの方はまったく何もない駐車場に並ばされます。

これがコミケの最大の難所です。

全く日陰もなく、アスファルトからの照り返しがある中で、私たちは 4 時間以上も耐えなければなりませんでした。

コミケ先輩方からのアドバイスもあり、水を 4 リットルほど持って行ったのですが、すべて飲み干してしまうほどでした。

最初はスマホの電波が混雑して使えないのではないかと不安もありましたが、大量に移動基地局車が来ていたので、その点は心配ありませんでした。

コミケ戦争#

長い炎天下での戦いを制した後は、いわばボーナスタイムです。

人気絵師さんの数量限定グッズを購入できた時、始発で来て本当に良かったと実感しました。

私の場合、11 時頃に入場して約一時間ほど買い物をしましたが、それくらいの時間になると、完売するブースもちらほら出てきました。

有名なクリエイターさんのブースに行くなら、始発での参戦を強くお勧めします。

後日談#

コミケの最大の難所は、列での炎天下の待ち時間です。

私の周りにも 5 ~ 6 名ほど、熱中症で倒れてしまった方がいました。

大量の水分や塩分タブレットを持参し、覚悟を持って挑まなければ、本当に危険です。